多数決で決めたハズなのに制服に不満があがるのはなぜか

企業が制服を調達、また更新する場合多く用いられる「社内アンケート」と「多数決」

もちろんアンケートをしてみなさんの要望を取り入れますと言っても全ての着用者の要望を取り入れることは物理的に困難ですから、大抵の場合アンケートの結果を受け意見の多かった順に取り入れていくことになります。

その後、アンケートで出た要望を考慮して選ばれた数点のユニフォームに対して全社員、もしくは制服委員会のメンバー等による投票等の多数決を経て決定となります。

でも、ちょっと待って下さい。

制服をアンケートや多数決で決めると本当に着用者は満足するのでしょうか?また、本当に不満は軽減されるのでしょうか?

例えば制服委員会のメンバー9人が最終選考に残ったA・B・Cの3つのユニフォームに投票をするとします。

【投票結果】

1)佐藤さん ABC

2)鈴木さん ACB

3)高橋さん ABC

4)田中さん ACB

5)渡辺さん BCA

6)伊藤さん CBA

7)山本さん BCA

8)斉藤さん CBA

9)小林さん CBA


この場合、1位は4票を獲得したA。もし、1位の結果をうけ採用するユニフォームを決定するならAが選ばれることになりますが、一方で3位の結果を見てみるとなんとAを選んだ人が5人もいるのです。

つまりこの3つの中で一番良いのがAで一番良くないと思うものもAという矛盾が生じているのです。

実はこの現象、「コンドルセのパラドックス」と呼ばれ18世紀にフランスの数学者でもあり政治家でもあったコンドルセによって発見されました。投票の逆理ともよばれ、投票に代表される多数決が必ずしも合理的な結果にならないことを指摘したものです。

Wikipedia 投票の逆理(コンドルセのパラドックス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/投票の逆理

多数決と聞くとなんとなく平和的な解決方法のように感じますが、実はそうではなかったのですね。

「何冊もカタログを見でも、なかなか決まらない」そんな制服ご担当者さまにオススメの「法人向け・サンプル貸出サービス」ぜひご利用下さいませ。

法人向け・サンプル貸出サービス

コメントは受け付けていません。